イエアソビができる家

KAZA DESIGNオリジナルデザイン、「中二階の家」でリビングの高天井空間を利用し、遊び心満載で作った、「イエアソビができる家」。

約４ｍ以上の高天井に、公園施設で使用されるアスレチック用の綱を天井から垂らし、中二階と行き来できる「のぼり綱」を設置、また家具職人に３種類の天然木（山桜、栗、ウォルナット）を削り出しで作っていただいたボルタリング・ホールドをリビングの壁に設置。LDKのアクセントになって、とても個性的な空間となった。

リビングには畳を敷き詰めた、「畳リビング」とした。限られた空間に畳スペースを設けたいと考え、リビング全体を畳とすることで、「座」のくつろぎ空間を生み出した。ボルタリング時の落下の衝撃も軽減できることも考慮した。

玄関には磁石が反応する黒板塗料をぬりこみ、アクセントだけでなく実用的に使用できるようになっている。家族の思い出写真や、忘れ物防止を貼り付けることができる。リビングドアは天然目の格子ドアを採用し、高級感を感じさせる仕上げを行った。

玄関ホールからダイニング、キッチン、洗面、玄関ホールと回遊式の間取りを採用。家事動線を最小限で抑えたプランニングとなっている。

中二階はリビングとつながる「ツナガル中二階」と、「収納中二階」にゾーニングを行った。各空間を分けることで使用用途が明確となり、家具や収納ボックスなどの配置が行いやすく配慮をした間取りとなっている。

小スペースの敷地を最大限にカバーした、「屋上バルコニー」。家族団らんベランピング、バーベキュー、野外プールなどを設置して家族だんらんが家で楽しめる仕様とした。