ピットリビングのある家

今回の建物は「デザイン性」、「空間性」、「収納力」の3つのポイントを取り入れた分譲住宅。

デザイン性

ファサードにはシンボリックとなる「6種のブラックタイル」を張ったアプローチ。建物正面にある花壇にはシンボルツリーを配置し、白、黒、グレー3色の外壁に緑を足し、建物全体に高級感を感じさせる色合いでまとめました。夜にはアッパーライトで壁面に植物の陰影を映し出し、建物全体に奥行きを感じさせる外観デザインとしました。室内にはアプローチから続く600角のブラックタイルをホール、トイレ、シューズインクローゼット、洗面脱衣所にまで使用し統一感を出すことで、同じ空間をより広く感じられるよう設えました。

空間性

ピットリビング（ダウンフロア）を設けたことで、ダイニングキッチンと目線の高さにズレを生じさせ視覚的に「くつろぐ空間」と「食事を楽しむ空間」の2つに区切りました。更にリビングの天井の高さを最大限に上げることで、天井高3.4ｍの開放的な空間を実現しました。

収納力

延べ床面積に対して「約25％の収納スペース」を確保。外部収納には、BBQセットやキャンプ道具、タイヤなど、土埃や臭いがする道具を収納できるようにしました。玄関内シューズクロークには靴棚はもちろん、コートやジャケットをかけることができるハンガーパイプを上下に配置し、より多くのアウターを収納することができます。さらにLDKには階段下に収納スペースを設け、収納だけでなくリビングとのつながりを利用して、お子様が遊べる空間としても利用できるスペースとなっています。