吹き抜け２．５階の家

名古屋市中村区に敷地面積２８坪に建物面積約２９坪の「吹き抜け２．５階の家」が完成した。

外観は鮮やかなブルーの塗装に、レッドシダーの天然木をあしらった特徴的な外観デザイン。

小さな土地でも、広く明るく感じることのできる室内を実現する為に、リビングは２階、居室を１階とした。また家事動線を考え、水回り関係（浴室、洗面、脱衣所）は家事が行いやすくする為、２階で完結する間取りとした。駐車スペースを確保した残りの９．５ｍの奥行きに、水回り、LDKを設置するため、グラフテクトの「デュエ」を採用。シンクとガスコンロを前後に分けることで、キッチンの全長が短くなり、ダイニングやリビングスペースをより広く確保することができた。また、キッチンの天板デザインとそろえたダイニングテーブルを設置することで、キッチンとのつながりを感じる広いダイニングキッチンに仕上がった。

リビングは吹き抜けを作り、ハイサイトからの光を取り入れることでリビングはもちろん、ダイニングやキッチンまで光が行き届く明るく広い空間となった。

「２８坪の土地のでもくつろげる庭が欲しい」とご主人様のご希望で、２階リビングから階段で上がれる「屋上バルコニー」を設置した。そのバルコニーの入口横に１．４ｍの「２．５階」の小部屋を設けた。ここからはリビングが窓を通してつながることができ、また収納スペースとして活用ができる空間を設置した。

２８坪の土地を最大限に活用した「２．５階のある家」。数字以上に広く、大きく感じることのできる建物となりました。