ヌックのある家

ヌック（居心地の良いこじんまりとした場所）元はスコットランド語で「ヌーク」が語源とされています。このヌックが併設したLDKとの間に、緩やかな対話を生む「間」を作った。ヌックで本を読んだり、LDKとの間で会話を楽しんだり、琉球畳で仕上げているため、ゴロっと横になるなどたった1畳ほどの小さい空間ながらも、リビングとの「ツナガリ」が生まれた。住まわれる方にとってとても重要な空間になることでしょう。

建物全体として「和モダン」をコンセプトに「切妻屋根」を採用。外観は赤のガルバリウムに、アクセントでグレーの鎧張りとなるKMEWの「SOLIDO」を設えた。赤、白、グレー、茶の4色のコントラストがより印象的なファサードデザインとなっている。

室内の特に印象的なポイントとして「玄関ホール」。

目の前のストリップ階段にはデザイン性、安全性も兼ねそろえた「格子」を設え、「和」の雰囲気を感じることができるポイントとしている。また、玄関入って右手には、外から帰ってすぐに手洗いが可能な洗面コーナーを採用した。洗面コーナー床には「畳風のフロアタイル」を採用し、デザイン性、防水性こちらも双方を兼ねそろえた仕上げとなっている。

デザイン性のみならず、パソコン作業や、家事の傍らお子様の学習を近くで補助できるための、「作業用カウンター」、キチンの隣に設けたパントリーとして使用可能な「収納スペース」、キャンプ道具や、タイヤなど汚れた物を室内に持ち込まず収納が可能な「外部収納」、２Fには家族全員が使用できるファミリークローゼットなど収納スペースをたくさん設えている。

最上階には、屋上バルコニーを設け、家族の憩いの場として周囲を気にすることなくバーベキューやビニールプールを楽しむことのできる空間を設えている。