三階建て吹抜けのある家

閑静な住宅地のメイン通りから一本中に入ったところに建つ。オフホワイトのガルバリウムで「鎧張り」された特徴的な家。26坪と狭小地だけど、オシャレで、明るく、使い勝手の良い空間提案を望まれた施主様のご要望で、二階リビングに吹抜けを設置。また、圧迫感のある空間となる「壁」は極力避け、ステンブレスの筋交いを採用し、「抜け感」を感じることのできる空間とした。
家族が集うLDKは三階バルコニーに設置した植栽の陰影が、ハイサイトから入る光と共に白い壁やメープルの床材に映し出され、木々の揺らぎを楽しる、和やかな室内空間となった。洗面室はブルーのサブウェイタイル、床はモルタル調のタイルで仕上げ、使い勝手も考えられた質感を楽しめる洗面室。洗面室入口の引戸を開けて「見せる洗面室」となった。
狭小地だからこそ詰め込むのではなく、程よい「抜け感」や「間」を作ることで、空間の広がりを感じることができる、「三階建て吹抜けのある家」となりました。