大きな窓で開放感あふれる二世帯住宅

お施主様世帯、ご両親様世帯の２世帯で暮らす6LDKの家。

家の玄関へと続くアプローチの途中、格子で外部から仕切られた庭には、アオダモとイロハモミジが設えられ、芝生が青々と広がっている。

夜にはライトアップされた植栽が浮かび上がるように演出。また門柱や、外壁面に木の陰影が美しく映しだされます。

ご両親世帯は階段の上り下りがない１階に部屋を設け、できる限りお互いのプライバシーを尊重できるように、ご両親様の部屋とリビングの間には、玄関、トイレ、SIC、などを挟みました。

さらに２階の音が気にならないよう、部屋の上階には部屋を設けず屋根とすることで、「独立型」の居室空間になりました。ご両親の部屋からも水回りへのアクセスが良く、老後も安心です。

また、キッチン→洗面所→玄関ホール→LDKのように回遊型動線とすることで、家事動線を最小限に抑えられる間取りにしました。

ご両親様との生活を考え、LDKは約23帖の大空間。リビング部分は約3.5ｍの高天井にし、より空間に広がりを感じることができます。

２階には子供部屋は３部屋、寝室、書斎の５部屋。

子供部屋と書斎・寝室のフローリングレベルをずらし、親と子の空間を分けることで、リモートワークが多いご主人様が集中して仕事に取り組める書斎になりました。

寝室には特注サイズのFIX窓を設置しました。

縦の連窓と併用することでより大きな窓となり、開放感のある寝室となった。『ここでも空間をずらしたことで「メリット」が生まれた』

周囲の２階建ての家より高い位置に窓を設けたことで、目線があうことなく寝室から景色を楽しむことができます。